1763年 パリ条約【超重要】
ゴロあわせ
「インナームーミン(1763)、パリジェンヌ」
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ムーミンのインナー(下着)がパリジェンヌの間で大流行
パリ条約とは ざっくりいうと
・イギリスとフランスとの長い長い戦いに一区切りついた条約 イギリス勝利
北アメリカの植民地争奪戦(フレンチ・インディアン戦争)
勝者 イギリス 敗者 フランス
勝者 イギリス 敗者 フランス
ヨーロッパでの代理戦争(7年戦争)
勝者 プロイセン(イギリスの援助) 敗者 オーストリアとフランス
なぜイギリスが強かったか
・いち早く市民革命を終わらせ、立憲君主制を樹立していた。(金持ち層を政治に取り込んでいた)
・資金調達の手段を発達させていた。(国債を発行して広く集める仕組みなど)
・資本主義、産業革命の芽がイギリスで出始めていた。
なぜ重要か
・大航海時代以降、植民地拡大に関してはポルトガル・スペイン→オランダ→イギリスvsフランスと覇者が移り変わっていったが、最終的にイギリスの勝利で時代は一つの区切りを迎える。
・王政を強化し国を発展させ、新大陸での植民地を拡大しながら覇権を争う「近世」の終わりと位置付けると理解しやすい。
この後どうなるか
・イギリス、フランスともこれらの戦争で借金がすごいことになっていたので、どうにか税金を取ろうとする。
イギリスは北米の植民地から税金を取ろうとする。→アメリカ独立戦争へ
フランスは貴族から税金を取ろうとして、議会(三部会)を招集する。→フランス革命へ
・この後は資本主義、自由主義など「近代」的な価値のもとで世界が大きく動く。